女性の視点で語られる切ない告白が秀逸な「きりぎりす」。日本が生んだ天才作家・太宰治が紡ぎ出す言葉の一つ一つを、音声でじっくりとご堪能ください。
「おわかれ致します。あなたは、嘘ばかりついていました」苦労しながら名声とお金を得ることになった夫。
そこに寄り添って生きてきた妻の違和感。
そんな妻の一人語りによる短編である。
2009年に生誕100年を迎えた太宰治の作品を、ことばの大切さを伝えることを目的に、
元NHKアナウンサーたちが設立した「ことばの杜」のメンバーが朗読する。
『きりぎりす』は、ことばの杜の活動に賛同した、元NHKアナウンサーの石井庸子氏の朗読。